水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

少林寺拳法広島県大会

広島サンプラザにて少林寺拳法広島県大会に参加。
うちの子たちは二人とも午前中の予選で敗退でした。
今回は大会の点呼係を依頼され、拳士の点呼と誘導をお手伝いしました。
だいたいボランティアで運営される会は段取りがボロボロのことが多いですが、
今回もご多分に漏れず、なかなか時間通りには進みませんでした。
終わってみれば予定終了時刻(16:30)を30分オーバーだったので、
まぁまぁだったのかなぁ、とも思いましたが。
なにより気になったのは、表彰式のアトラクションで呼んでいた地元の和太鼓チームの演奏。
音響の悪い体育館での演奏が難しかったのか、またはたまたま調子が悪かったのかは
わかりませんが、あまり調子の良い演奏とは言えませんでした。
和太鼓とか神楽といったものの類いは、演奏者も観客もプロのパフォーマンスに触れる機会は
ほとんどなく、私たちが見聞きするものはほとんどが「地元の素人」のそれになってしまいます。
地元の素人の演奏が悪いと言うつもりは全くありませんが、本物(プロ)の演奏に触れること無く
子どもたちにとって伝統芸能は「こんなもの」という感覚をもったままでは伝統芸能の未来のためにも
良くないのではと感じてしまいました。
特に今回などは朝9時から16時まで試合と待ち時間でくたびれ果てた子どもたちにとって、
「伝統芸能」=「退屈でつまらないもの」という記憶が刷り込まれてしまうのではないかと心配です。
嫁さんには、「そんなことあなたが心配してもしょうがないでしょう」と一蹴されてしまいましたが。