水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

終わった...

いよいよ突貫工事の完成検査です。朝4時までがんばったのに、まだ未整理の書類や写真があって、なんだか妙なテンションです。
しかしなんとか検査を受ける事ができ、ほんの少しの手直しと、山盛りの書類の整理を残して無事検査終了となりました。
一ヶ月半の突貫工事でしたが、終わってみると一人でできる事はほとんどない、と言う事を思い知らされた現場でした。
最初は社内で「現場を見る(監督する)者が居ません」「じゃあ、僕が見ればいいんだろ」というやりとりがあり、若干やけくそで引き受けて始めた現場でした。社員の手を煩わせず全てを片付けようと思っていましたが、結局施工図を描いてもらったり、材料を手配してもらったり、書類の作成の手伝い、さらに僕が本来行かなければならない仕事に代理で行ってくれたりと、社内にもずいぶん迷惑をかけました。
さらに協力業者さんや納入業者さんも忙しい中こちらを最優先して現場に入り、材料を配達してくれ、いろいろと配慮をしてもらいました。社内外の皆さんに本当に感謝です。
なにより元請けの社長さんと二人三脚、お互いにフォローし合いながら進めることができた事が大きかったです。どちらか独りではとっくに煮詰まって煮え上がっていたことでしょう。現場の仕事に限らず、精神的に孤独にならないことは大事だなぁと改めて気付かされました。
人間ややもすると「自分ばかりがいつも貧乏くじを引く」「他の人はさぼっていて、自分ばかりまじめにやって馬鹿みたい」などとすぐに悲劇の主人公になってしまいがちですが、社員のみんなも精神的に孤立させないように、会社の内外のフォローアップ体制が重要だと思いました。
午後は別の現場の調査打合せと、クリニックの現場確認、水道局で打合せ、会計事務所と決算の打合せ、現場調査、勾配図作成....と何事も無かったかのようなジェットコースターな時間が過ぎて行きます。
が、さすがに限界で21時頃帰宅しました。
焼酎コレクターのAさんから鹿児島の「佐藤」という麦焼酎をいただいたので、祝杯ということでめったにしない晩酌をしました。
「佐藤」は芋の方が有名なのだそうですが、麦の方も結構しっかりした香りと味で、「前割り」(本来は一晩ほど寝かせるらしいんですが、時間がないのですぐ飲みました)で飲むとまろやかさが増してうまい!
しかし二杯飲むか飲まないかのうちに、台所で寝てしまっていました。
今日は愛する奥さんの誕生日だったので、ケーキをバックに「佐藤」のラベルを撮ってみました。