水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

10万年後の安全

朝少しだけ出社して片付けなど行って、あとは自宅で年賀状の印刷、午後やっと投函できました。
夜は the JuNk の練習。いつも利用させていただいているスタジオも今日が仕事納めということで、我々も練習おさめです。
年末年始用に映画のDVDを借りてきました。
まず観たのはフィンランドの映画「100,000年後の安全」。
フィンランドが世界に先駆けて建設を始めた、核燃料廃棄物の最終処理施設「オンカロ」(フィンランド語で「隠れた場所」)。岩盤に深い穴を掘ってそこに放射性廃棄物を埋蔵する。完成は2世紀後の予定。
放射性廃棄物が完全に無害になるには10万年かかるが、それまで誰にも触れられず、悪用もされないように封印しなければならない。
現在から10万年「前」はネアンデルタール人などの時代。これから10万年、氷河期や地殻変動などに会っても封印し続ける事ができるのだろうか?
フィンランドの「オンカロ」は、フィンランドの核燃料廃棄物しか埋蔵するスペースがない。全世界には25万トンもの核燃料廃棄物があり、他国は未だ最終処分場は着手もしておらず、プールに漬けて仮置きしているだけの状態...
人類は自分たちが滅びた後も安全を確保しなければならない方法でエネルギーを得ている、という現実にぞっとしました。