水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

役員研修大学

07:14 出社
08:30 現場打ち合せ
09:30 現場立会
11:00 帰社 見積、資料まとめなど
14:00 現場調査、打合せ
15:00 帰社 見積など
18:30 中小企業家同友会役員研修大学
中小企業家同友会の役員研修大学に出席しました。
今回の問題提起者は合同呉運送(株)代表取締役の瀬島高志氏。
「同友会はなぜ中小企業憲章をめざすのか」〜企業づくり、同友会づくり、地域づくりから考える〜というテーマで報告がありました。
呉と言う町の成り立ちや特徴、現状などについてお話があり、その郷土に対する知識の深さに驚きました。自分が他都市に行き、福山について瀬島さんのように話す事はできないな、と思いました。
そしてなぜ中小企業家同友会が中小企業憲章や地域振興条例の成立をめざすのか、ということについてお話がありました。
全企業のうち中小企業(一般に従業員300名以下の企業)は事業所数で99%以上、従業員数で約70%を占め、実質的に国の産業の根幹です。
経営者は外部環境がどのように変化しようとも、企業を存続して雇用と顧客を守るために対応し続けなければならない、とはよく言われる事ですが、現在中小企業は一企業の自助努力だけではどうにもならない大きな流れの中にあり、国や県、市をあげて中小企業を守り育てて行く政策の柱として中小企業憲章や地域振興条例が必要なのだというお話でした。
瀬島さんのお話を伺いながら、以前倉敷から福山まで国道2号線を走った時のことを思い出しました。沿線はずーっとパチンコ、ホームセンター、コンビニ、レストランチェーンが立ち並ぶ景色で、今どこを走っているのかわからないような感じでした。日本中の町がああなってしまわないためにも、地元の歴史や特徴をしっかりと学び、地域の特色を活かしたまちづくりをしていかなければならないのだな、と思いました。