水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

ひろしまドッグぱーく

以前ニュースで、「ひろしまドッグぱーくが経営破綻して
犬が何百頭も餓死寸前になっている」という報道がされていたが、
http://ark-angels.jp/
昨日、今日とその犬たちの譲渡会があると聞いて行ってみることにした。
譲渡会は10:00からだったが、10:00に出発して、途中昼食をとって
会場には13:00過ぎに到着した。
譲渡には様々な条件があり、応募してももらえないかもしれないが、
そんなに行く人もいないだろう...とタカをくくっていたら、
大変な人出だった。400〜500人はいたのでは??
応募の受付に並んで30分、「かならず不妊/去勢手術を受けます」などの誓約書を記入して
会場入り口で入場制限(50組ずつ入場)があってまた30分。やっと会場に入ったのは
14:00過ぎだった。病気治療中を除いて約500頭がいて、初日で約200頭の引き取り手が決まったそうだ。
並んでいたら、手ぶらで帰って行く家族も結構多く、「うちもだめかも...」と思いながら会場入り。
どの犬もやせていて、中には栄養失調で失明した犬や、皮膚病や腫瘍が完治していない犬もいて痛々しい。
その中でおとなしい柴犬と、犬嫌いのウェルシュ・コーギーと、全く吠えない黒い雑種のどれにしようか悩んだあげく、
雑種を選んで最終面談にのぞんだ。
「今までに犬を飼ったことはありますか?」などいくつかの質問を受けて、なんと審査に通って犬がもらえることになった。
獣医の最終診察を受けて、トリマーにトリミングをしてもらって、移動用のケンネルやリードやドッグフードなど
(全て寄付されたものらしい)をもらって会場をあとにした。たくさんのボランティアスタッフが犬に向かって
「よかったねー」と、こころから喜んで声をかけてくれたのがとても印象的だった。みんな何日も虐待を受けた犬たちの
世話をしていたんだなー、としみじみと感じた。
さて、肝心の犬は響の鶴の一声で「ミルキー」と決定。メスで約2歳とのこと。
ミルキー、ようこそ。これからよろしく。