水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

郡山

仙台の二日目。朝レンタカーを借りて、一路郡山市を目指します。
高速道路はあちらこちらで災害復旧工事が行われていました。現在無料ということもあってか結構な車の量で、案外時間がかかりました。
13時から分科会が開催され、16の分科会に分かれて勉強です。
僕は「原発問題と日本のエネルギー政策のあり方」という分科会に参加しました。震災時は納豆や豆腐といった地元の食品でさえ、包装フィルムが他地域から入ってこないために出荷出来ない事態になるなど、いつの間にか超広域に広がってしまった流通システムの脆弱さなどが議論されました。
また、災害特別措置法に基づく国とプレハブ建築協会の協定によって地元の建築業者は簡単には仮設住宅が建築できないなど、災害時の制度についての様々な問題点が紹介されました。
復興にはまだまだ大変な時間がかかること、また地域循環型経済の重要性は地方都市に共通の課題だということがよくわかりました。
会場のホテルには被災した松で作られたモニュメントが設置されていました。