水道屋の社長のブログ

「快適な生活創造業」の、日々のあれやこれや。

介護福祉士

今朝の最低気温は-3.5℃。昨日より若干寒さは緩みましたが、凍結以外も含めて修理が大変多い一日でした。
NHKインドネシア人介護士の問題を取り上げていました。
今から3年前、EPA経済連携協定に基づき、インドネシア人介護士候補の受け入れが全国で本格スタートしました。介護の現場の人手不足解消にと期待されましたが、母国インドネシアでは看護師の資格を持っている彼らは、日本の施設で3年の実習を経験した後に日本人と同じ介護福祉士の国家試験に合格しなければ在留資格を得ることができず、帰国しなければならないそうです。番組ではお隣の岡山県の施設で働くインドネシア人介護士について取り上げていましたが、言葉の壁を乗り越えて今では貴重な戦力になった彼女も、先月受験した試験を自己採点したところ合格ラインに達しておらず、試験結果の正式な発表を待たず帰国を決意したそうです。他の先進国に比べて格段に高いハードルを設けている日本の介護現場で働くことを希望する外国人は年々減少しているとの事。一方で施設では慢性的な人手不足で日本人のスタッフも定着しないという現実に、建設業界にも当てはまる事も多く非常に考えさせられました。